うつ病の発症④

うつの母です。

前回の記事の続きです。


セカンドオピニオンで受けた心療内科で、軽度のうつ病と診断されました。

抗うつ剤精神安定剤睡眠導入剤を処方された気がします。

2週間後にまた受診するよう言われました。

両親と医師の話を聞いて、そのあと、私は席を外し、両親と医師だけで何か話していました。

家に帰って、処方された薬を飲むと、身体が鉛のように重くなり、泥のように眠りました。

廃人のように、眠り、眠り、眠り…。


仕事は休職扱いにしてもらいました。

病院から診断書をもらい、上司に相談しましたが、診断書を受け取ってはもらえませんでした。

受け取らない理由として、上司からは、まだ若いので、うつ病を公にしないほうが良いのではという話でしたが、会社側の保身のためだったのかと今は思います。

その頃は体を起こすのに精一杯で、自分の利益になるような考えは思いつきませんでした。


薬を飲むのに抵抗があったので、何もできない身体になってしまったことが、薬のせいではないかと思うようになってしまいました。

インターネットで抗うつ剤の批判の記事を見つけては読み漁っていました。

彼にも相談すると、そんな薬は捨てたほうがいいと言われました。

私は薬を飲んだことでおかしくなってしまったのか?


もう一度心療内科に行き、診断が納得できないことを伝えました。

すると医師は怒ってこう言いました。

「私は、あなた以外に診たい患者さんが沢山いるの。無駄なことはしないで。薬をもらったからにはそれを飲んでいなさい。私と縁が切れるのはあなたの病気が治った時です。」


それから私は薬を飲んで治そうと決心しました。

そして、彼と連絡を取るのはやめました。

母が、太陽の下を歩ける人と一緒にいなさいと言いました。


今日はここまでです。